【0.挨拶、前書き】
こんにちは。めたもんです。最近はようつべでたまにランクマ配信をしています。いつも来てくれてありがとう。(→(46) ガチ両刀めたもん - YouTube)
この度ポケモンSV ランクマS17にて、最終R2058 (106位)をとる事が出来たので、備忘録を残したいと思います。
誤った点がありましたらご連絡お願いします。個人的な意見も含まれています。
まずはじめに、オオニューラ、ウーラオスの調整案をかんがえてくれたつゆりポケ(→(46) つゆり - YouTube)に感謝します。いつも配信/通話ありがとう。
略歴:
・2023年4月 バイオレット購入(BW以来13年ぶり)
・2023年8月S9~オンライン対戦開始
S9 R1983
S10 R1968
S11~13 休み
S14 R2102 131位
S15~16 R2000くらい
S17 R2058 106位
(→悲しいことに仕事が朝8時からある事が普通なので、運良く31の夜と1日朝に仕事がないシーズンだけやる気を出しています…)
S17:
S17は、レギュレーションFの最終シーズンであるため、環境の変化はそこまでないだろうと感じていました。
そこで、S15あたりから強いと感じていた構築に改良を加えながらもぐっていきました。
使用構築以下
平均種族値547.5
消えてたらXのDMまで(@no_ym_ditto)
【1.0 構築の組み始め、方向性】
【大前提として、ポケモンSVはやりたいことを通すほうが強いゲームであると思っているため、自分のプランを破壊されるでんじは、ねむり、じわれ、零度、ギロチンの一環は一応全シーズン切ります】
まず構築の種類ですが、どくびしをまく顔をしたポケモンがはがね、どく、ひこうポケモンを誘いやすいので、どくびしやステルスロック+じしん/アイススピナークリアチャームカイリューの展開構築と、それを絡めた簡単なサイクルが強いと考え、構築を組み始めました。
それに伴い、引きを強要できる技が強いと考えたため、アンコールややどりぎのたねを絡められるオーガポンを軸の一体に決めました。
...最初は前期の構築記事で見かけたステルスロックキョジオーンや途中からレッドカードキラフロルをつかっていましたが、
環境2トップのりゅうのまいアンコールスケイルショットカイリューや、めいそうみがわりハバタクカミに無限に起点にされることが気になったり、
レッドカードを持たせて起点回避をしても裏のポケモンが大抵どくびしの刺さらないどく/はがねポケモン 特にブリジュラスやカイリューサーフゴーであり、展開不利をとることが多々ありました。
また、きあいのタスキがないため、トドロクツキや暁ガチグマにワンパンされることも多く、サイクルをしづらくなることが多いのも懸念されました...
そこで、どくびしはまかないが、どくびしをまく顔をしたオオニューラ始動の対面展開構築に切り替え、ステルスロックをまかずとも、きあいのタスキ/がんじょうを貫いていけるじめんテラススケイルショットカイリューを軸に切り替えることにしました。
また、この構築ではオーロラベールやSV環境最強技であるアンコール展開でサイクル、積み補助を行うことも絡め、プレイング次第で幅広い構築に対応することを目指しました。
【1.1 初手枠の選定】
構築の軸として、まず初手枠として2通り考えました。
1.選出誘導がしやすく、対面と、追加効果により自然にサイクル補助ができることもあるかるわざオオニューラを採用しました。(フェイタルクローを打つ機会はそこまで多くなく、カイリューのマルチスケイルをつぶしたりタスキを削ったりインファイトの通らないゴーストタイプに打ったりでした。上振れる機会もありましたが実際は選出によるかみ合いによりそこまで多用されない)
2.オオニューラが不利を取るランドロス展開に対して、特性によりスカーフの判別もでき、アンコールとふぶきを採用したひかりのねんどアローラキュウコンを採用しました。
この二体により、特にはがね、どく、ほのおタイプまたはテラスを誘い出すことに成功しやすくなります。
【1.2 裏の軸の考察】
裏の軸として、初手枠により誘い出すポケモンに有利なポケモンを考えました。
◎アタッカー3体にはどうしてもでんじはを拒否して欲しく、プレイング次第で自力で起点を作ることまで可能にさせました。
・浮いている枠(カイリュー枠)として、でんじはとでんき技無効の先述のじめんテラスじしんスケイルショットアンコールカイリュー
・特殊方面を自力で起点にし、状態異常の耐性をもつミストフィールドハバタクカミ
・物理方面を自力で起点にし、じんらい択と状態異常の耐性をもつ身代わりビルド連撃ウーラオス
◎クッション枠として、火力まであわせ持ち、ヘイラッシャに悪くない顔ができ、以上の3体と攻めと守りの保管がよく、やどりぎのたね、アンコールを覚えたHBS炎オーガポンを採用しました。
【2. 選出】
オーガポンを絡めることが多く、順序は臨機応変です。簡単に
・対ブリジュラス
→ニューラ@2
・対暁ガチグマ入り
→カミ@2
・対ランドロスサイクル
→キュウコン@2
・対ディンルー展開
→ガポン@2
・対パオジアン展開
→ニューラ@2
カイリューはほぼ投げない
・対ライコ
→カイリュー@2
・対晴れ
→カイリュー@2
・対ラティ
→キュウコンorオオニューラ@2
【3.個体解説】
つゆりぽけ原案。スペシャルサンクス。
そこでボックスを眺めるとD個体値がたまたま低い個体がこちらを見ていた。耐久無振りであえて個体値をさげてかるわざの発動を優先してみたが、実際に生きたシーンも何回かあったが所説。
エスパーやはがねタイプの初手出し/引きを誘発し、逆に起点にしながらかるわざ発動+剣舞し、莫大な負荷をかける。(実質1ターンで2回分のりゅうのまいが出来る)
そこから誘う先制技に対して、裏のポケモンがアンコールを確定させるコンボもまた強い。
ほのおのパンチでH振りハッサムが99.4%~
テラス切るとHBガチ特化補正でない限りはほぼ確定
グランドコートイエッサンを起点にかるわざを発動しながら舞い、+2インファイトでテツノカシラを吹き飛ばしていた。+2ステラインファイトで半減のオオニューラまでほぼ致命傷。
ガブリアス抜き抜きHBS
炎ポンとはがね意識のテラス
オオニューラが誘うランドロスに強い。
アンコールの化身①
壁ターンを有効に使えるならあえて倒される選択肢も大切。
また、ツツミ入りにも投げ、アンコールを絡めて裏の起点にしていた。(ブエナツツミにムンフォを押すとみがわり→アンコで相手の裏の起点にされるため、初手アンコールまである)
なぜか氷技を切っているのか、素つっぱりしてくるランドロスをふぶきで倒していた。
アンコールの化身②
S+1で実数値217 ミラー意識の最速
地面テラスりゅうのまいででんじはやでんき技を起点とアンコールできるのがえらい。
テラスじしんで持久力ブリジュラスにもいい顔できるのがいい。
ライコもカミと合わせてアンコールで完封できる。
地面テラスを切ることでクリアチャームと見せかけながらあまえるを押させずハバタクカミに有利を取り、アンコールを隠し、タスキポケモン(主にパオジアン)を考慮外のスケイルショットやふいうちに対するアンコールで倒していた。
4発のスケイルショットとテラスじしんの火力は同じなので外しのケアをしやすかった。
S最速110族抜き抜き
シルクのスカーフ以外のガチグマは起点にできた。
ミストフィールドは、HBカミやブリジュラスの裏へのでんじはを回避したり、あくびやほうしの耐性がつくだけでなく、サイコフィールドやグラスフィールドをかき消し起点つぶしができた。
フェアリーテラスはドレインキッスの威力をテラス補正込み60x2=120(シャドーボール80x1.5=120と同じ)にあげるだけでなく、ふいうちパオジアンの処理が楽であったり、後述の水ウーラオスと共に、悪ウーラオスを楽に処理できるのも少し偉い。
H16n+1残飯効率最大
みがわりが一致イカサマ最高乱数切り耐え
グライオンやアンコールがないコノヨ展開に強い。
オーガポンとウーラオスに有利を取るように見えるライコやヘイラッシャですら、オーガポンのやどりぎとあわせてみがわりを連打し、テラスを切ってちょっと殴るだけでかなり倒せる。実質擬似グライオン。
ママンボウのクイックターンに強かったり、テラスと合わせて物理ポケモンをいい感じに起点にしていく。
こちらも調整教えてくれたつゆりぽけに感謝。
アンコールの化身③
ブリジュラス抜き抜きHBS
よくでんじはに被弾するが、耐久のおかげでプレイングで割とどうにかなった。もはや存在感のありすぎる縁の下の力持ちで、今期の構築のMVP。
テラスやどりぎこうごうせいアンコールによりラウドボーンですら完封していった。
Sは環境のウーラオスや岩以外の環境のオーガポンのだいたい上をとっており、つたこんぼうワンウェポンでもかなりの範囲をカバーできた最高のクッション。中継役でありながら、テラスつたこんぼうで一気に相手をまくれることも多く、メインアタッカーでテラスを切るとオーガポンが通ることが多々あった。
A無振り無補正とは思えない火力があって最高だった。
【4.結論、あとがき】
レギュレーションFの総括シーズンでしたが、でんじはの拒否をしながらやりたいことを通せるプレイングをすることを心掛けました。
結果、自身最高順位で終われたのはよかったです。
しかし最終日の朝、2桁チャレを3回跳ね返され、あとレート6だけ届かなかったことはめちゃくちゃ悔しいです。(ふたを開けたら最終1位経験者ラッシュでした泣)
最後まで一緒に潜り続けた友人がいたことで、最高順位を確定せず臆せずに潜っていけたのはとても良かったと思います。
また、シーズン通してメンタル面でも常に安定しており、相手がどんな構築でどんなプレイングをしても割と笑っていられたのは、ゲームを楽しむという意味でとても良かったと思います。
つたない部分もありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで長文失礼しました
なお、今期はほぼすべての対戦を「パルデア最高峰」から潜り、高みを目指す意識を自身とポケモン達に持たせました。自分の中で結果がともなったので、これからも続けようと思います。
あと、定期的にPCとスイッチを再起動してエラー落ちを防ぎました。(自分のエラー落ちはシーズン通して恐らく0回)本質かもしれない。
レギュレーションGでは禁伝環境ということで最強ぽけめたもんが来るので熱い。
それでは。ありがとうございました:)