S14 R2102 対面パオ熊ポンカミカイリューサフゴ

【0.挨拶、前書き】

こんにちは、初めまして。めたもんです。

この度ポケモンSV ランクマS14にて、最終R2102 (131位)をとる事が出来たので、備忘録を残したいと思います。

誤った点がありましたらご連絡お願いします。個人的な意見も含まれています。

 

略歴:

・2023年4月 バイオレット購入(BW以来13年ぶり)

・続けてアルセウスと剣盾を購入、ポケモン集め

・2023年8月S9~オンライン対戦開始

 

  S9  R1983 

  S10 R1968

  S11~13 休み

  S14 R2102

 

(→悲しいことに仕事が朝8時からある事が普通なので、運良く31の夜と1日朝に仕事がないシーズンだけやる気を出しています…)

 

S14:

S14は運良く月末が休みでした。それはさておき、S14はレギュレーションFの1stシーズンであったので、そこまでしっかり構築組める自信はありませんでした。

ポケモンに興味はあったものの、上手く使える自信はなかったので、前提としてレートは気にせず使い慣れたレギュレーションE以前のポケモンのみで環境調査をするシーズンにしようと決めました。

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すると思ったよりも環境に変化が起きなかったのと、構築を以前組んだものをベースにしたため早めに組み上がり(サブROMがわずか91試合でR2000を超えていた)、勝ち数を増やしながら対戦数を稼ぐことに繋がりました。

 

使用構築以下

平均種族値565.8

強いポケモンで強い構築を組んだ

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消えてたらXのDMまで(@no_ym_ditto)

 

【1.0 構築の組み始め、方向性】

まず構築の種類ですが、対面構築、サイクル構築、展開構築(ギミック)などから最も対戦数を稼ぎやすい環境調査ができる構築は、対面構築であると考えました。

当初、あくまでもS14は環境調査が目的であり、択が発生しまくる対面操作技、初見殺し要素の高く汎用性の低いテラバースト、運が絡みやすい状態異常環境がわからないので1ターンの価値が高い(1ターンで状況が変わる多くの初見殺しが存在しそうである)ため、1ターンを無駄にする可能性のある積み技は使わないと決めました。

 

1.1 選出と構築のスタート

ランクマに潜る前に勝敗を左右するのが構築

やりたいことに合わせて各々が構築を組みます。

今回の構築テーマは、【レギュE以前の強いポケモンでレギュFに対応し、対応出来ないポケモンを探す】という事です。

 

そして、ランクマに潜った後に勝敗を左右するのがマッチング選出プレイングです。

このなかで、試合の5割は選出で決まる気がしています。マッチング2割プレイング3割。

(よく「メガネカミで相手試合おわってる」「ガッサで詰んでる」などと聞きますよね)

選出で相手に負けないようにするには、なにが必要か。

 

1.相手の構築をみて初手行動保障のある可能性の高いポケモンを投げる

2.相手の初手に対してもし出し負けても、広く裏の2体で対応できる選出=軸を用意する

3.そもそも選出画面でけん制ができ、汎用性を落とさず受け系を破壊できる可能性の高い見た目ポケモンを入れる

 

4.1~3を満たしたうえで、全てのポケモンを採用率の高いポケモンに絞り、相手視点こちらの選出を読みづらくする

 

これらを意識して、構築を組み始めました。

 

【1.2 軸の選定】

構築の軸として、環境TOP1、2であるハバタクカミカイリューを使うことを決めました。この2体の並びの強い特徴は以下です。

 

1.高い素早さ、マルチスケイル、先制技、補助技による行動保障がある

2.選出前、選出後、技を打った後、すべての行動の匿名性が高い

3.豊富な補助技とプレイング次第で、他のポケモンではありえない範囲の構築に勝てる可能性がある

4.ノーマルテラス込みで無効タイプが5つある(ドラゴン、ノーマル、格闘、ゴースト、地面)

5.初手投げのポケモンが削り残してもスイープに困らず2手目に何が来ても困りづらい

 

この2体で1番苦労するポケモンがなにかとなると、やはりカミカイリューミラーだったのでやはりそういうことだった気がします。。

 

【1.3 初手枠の考察】

初手枠として必要な要素を考えました。

 

1.行動保障があり、出オチしづらい

2.起点回避が自力でしやすい

3.先制技により裏までダメージを入れて裏につなぎやすい

4.積み技がなくても1ターン目から出し勝ちしたときに引かせづらい破壊力がある

5.先述の通り、選出段階でも採用率の高いポケモン匿名性が高い

6.ステロ巻きに庄がかけやすく、ステロがなければ裏から出しても強い

 

以上を満たすポケモンとして、パオジアン暁ガチグマ炎オーガポンを採用することとしました。

 

【1.4 補完枠、第二の軸、けん制枠】

選出画面で補助技使いをけん制し、受け系か攻め系かどっちで来るでしょう?みたいな構築に強めのカイリューサフゴとしての第二の軸として選出もでき、ここまでできつい受けループに出すポケモンとして、サーフゴーを採用しました。

 

以上で構築が完成し、この並びでレギュレーションFできついポケモンを探すことにしました。

 

【2. 選出】

・対スカーフウーラオスカイリューカミ

パオカミカイリュー

カイリュー引きゴツゴツメットにあて、とんぼかテラス水流なのでカミ着地に合わせて

ノーマルテラスを切る。

 

・対ランドロスサイクル

ガチグマカミカイリュー

初手ノマテラブラッドムーン チョッキなら殴り勝てるか、裏が大きく削れるし、チョッキでない場合はHD特化で性格補正乗せてない限り大体落ちる

 

・対受けループ

サフゴガチグマ@1(カイリュー

初手誰でもトリックを押すとハピナスが出てくるので、ガチグマで投げつけるを受け、挑発→ブラッドムーン/ハイパーボイス交互連打でだいたい降参終了。じわれ回避用にアンコカイリューを連れて行くとケアしやすい。

 

・対パオジアン、イーユイ、オオニューラ展開

パオ(オーガポン)カミ@1(カイリュー、ガチグマ)

オオニューラ→ゴテラファング

パオミラーは古のゴーストテラスせいなるつるぎを押したり。

パオはオーガポンでも勝てる

 

・対カバルドンラグラージ、ディンルー、ドヒドイデ、チオンジェン、グライオン

ガチグマ(オーガポン)@2

ステロが痛いなら挑発から入る。オボンの実はだいたいテラスハイパーボイス→ブラッドムーンで貫通するドヒドイデはメンタルハーブなので挑発は押さない。

 

・対速いステロ ブリジュラス、キラフロル、コノヨザル、サケブシッポ、ペリッパー展開

パオカミカイリュー

つらら→せいなるつるぎでおぼん貫通したり。ひるみで無償突破もありえる有利対面

頑丈でも持久力でもテラス切らせても裏で処理しやすい

ペリッパーはタスキでんこうせっか持ちが多いのでつらら→ふいうちが通りやすい(追い風択)

コノヨザルは結構きついのでガチグマでブラッドムーンかもしれない

 

・対壁貼り キュウコン ドラパルト オーロンゲ

パオ(オーガポン)カミカイリュー

ファングは1枚目の壁を貼らせた次のターンで打つと2枚貫通するのでいい

キュウコンはアンコールがあるのでファングから入る

 

・対晴れ

ガチグマパオカイリュー

テラスブラッドムーンでコータスが大体とぶ イーユイとの初手選出択がきつめだがステロがなければパオカイリューが強い

 

対ラティハッサム

カミカイリュー@1(オーガポン)

マジカルフレイムを押すと鋼テラスメガネラスターパージを2耐えするか、ハッサムが致命傷を負う

一応警戒されがち

 

対キノコイーユイ

オーガポンパオ@1

がんせきマッパを耐えるオーガポン

 

【3.個体解説】

 

物理ポケモンにはあまえる、特殊にはマジカルフレイム
すべてにいたみわけ(ふいうちケア/マルスケ貫通)

草テラスオーガポン抜きぬき

ムーンフォースのダメージでチョッキかどうか判別し、オボンの実っぽいハッサムは剣の舞を押すのでたまにテラス切らずマジフレを押すと無償突破できた

アイアンヘッドカイリューは全員鋼テラスなので、マジカルフレイムを押す。

 

下からアンコールの化身

とんぼがえり+テラス切ってフェアリーテラスムーンフォースをほぼ耐える

絶対にツツミと削り残したパオジアンにしんそくを押してはいけない

 

ツツミ抜き

受けループや眼鏡ツツミサイクルにつよい。カイリューのアンコールと合わせてトリックを押す確定コンボが強いのは全人類知ってる

 

古のパオジアン。いじミラーは全て同速であるためゴテラせいけん→ふいうち読み引きミラーまで発生するため、諸説ではある

ファングで起点回避ができる

カイリューがテラス切らずにしんそくで突っ込んできがちなのでゴテラを切るのは全赤ちゃんでも理解できるが、初手の飛行テラスくちばしカイリューだけはアクアジェットを持っているため、ふいうちで切る必要がある。

 

HBウーラオスインファイト耐え HDガチグマのブラッドムーン耐え

S S28振りガチグマ抜きぬき抜き ボディプレスガチグマ抜きハピナス抜き

 

ステロランドロスと遅いステロ巻きと受けループのハピナスをかもり続けた熊

チョッキランドは草むすびを打ってくる

ちょうはつで展開阻止と起点回避がしやすい

渦アンコカイリューに挑発を押すとかもれる

 

キノガッサのがんせきふうじ+マッハパンチ耐え

ウーラオスのテラス水流+アクジェ耐え

がんせきふうじで起点回避ができるが、みがわりアンコールには注意

ウッドホーンなら耐えるみたいな顔で突っ張ってくるウーラオスアシレーヌをとばしたり、テラスしてきてもつたこんぼうよりウィップが火力がでやすいことがある。

 

【4.結論、あとがき】

レギュレーションE以前のポケモンがパワーが高すぎて、データベース採用率で見ても最上位ポケモンの座を奪うようなことがなかったために、今後レギュレーションFの新規ポケモンカイリューカミに変わるようなことはないだろうと感じました。

自身ランクマッチは3シーズンしか最終日まで挑戦できていませんが、多くの人が言っているようにやはり強いポケモンを強く使うことがこのテラスタルゲームで勝つポイントであり、すべてな気がしました。

記事を書くのは初めてでつたない部分もありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここまで長文失礼しました

 

なお、最終日朝1時でR2102で、おそらく最終2桁チャレくらいだから仮眠をとって最後に8時くらいから潜ろうとしたところ、起きたら9時半だったのでめちゃくちゃ悔いの残る結果ではありました

次回時間が取れたシーズンでは筋トレをして体力をつけ、ランクマに潜る地点を「パルデア最高峰」に固定し気合を入れることで解決します。

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ありがとうございました。